早かったようで長かったような数年が過ぎました。
書き溜めることはなくて、誰かに見てもらいたいという程でもないけど気持ちを
抱えてしまうと忘れてしまうような気持ちの変化
あの出来事をちょうど3週間くらい後に演奏会を控えてきました。
たくさんの人に声掛けしてまさに動こうと思った矢先に日本を揺るがすほどの
震災が各地を襲いました
僕はすぐさま演奏会をキャンセルしました。「今はそれどころじゃない・・・」と
多くのプロアマ問わず多くの演奏家が演奏の機会を失いました。
賛否はあると思うのですが日本全体が自粛ムード。僕もあの日あのとき何をすべきか
わからなかった。
本当に「それどころじゃなかったか」は別としてその後音楽などが心を癒すきっかけ
になるというのは数年過ぎた今ならばわかる事
でも僕はその時、何も前にできなかった。
初めて演奏会を行う事、そして中止するという「自分」に責任と失望を感じた
あれ以来音楽には前向きになれず、いや音楽自体を僕はあきらめてしまったと思います。
実際音楽は続けていてもどこか心の不安があり、自分に自信もなかった。
もう人から求められることがないと思ったし、誰かに何かを求めることもなくなった日々
を過ごし、それが大人になることなのかもっと漠然と感じた数年間
「また一緒にやりたい」という言葉をもらいひさしぶりに目が覚めたような気持ち人から
求められる、僕も人を求める。
ありがとう、そしてごめんね
出来ることをやるから
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