さて、STB独自のものについてお話します。
ここからが本題なのかなと・・・・
まず、本格的に色々作業が進むのは3ヶ月前から
です。これは一般的なブライダルでも大体この
あたりからスケジュール動きます。
しかし、STBだとここから準備しだすととかなり
慌ただしくなります。
1.選曲のデモCDや音源が無い
一般的な式場だと、定番の音源やお決まりのシチュエー
ションに合った音楽リストをもらえるます。場合によ
ってはCDも用意してくれてこちらは選ぶだけでOK。
しかしSTBの場合だと、全て自分たちで用意する必要
があります。
したがって場面にあった音楽を流すために0から探して
所有しているCDからCD-Rに焼き直して提出します。
・送迎時(前後30分づつ)
・入場/誓いの言葉/退場
・披露宴入場/乾杯/ケーキ入刀/一時退場/再入場/
・食事中歓談BGM(1時間程度)
あたりが用意すべき音源です。すでに知り合いの結婚式
などで当たりがついている場合は問題ないのですが・・・
参考BGMリストとかも無いのでWEBで調べたり、気に
なった音をかたっぱしから聞きました。
2.舞台の配置図を作成する必要がある
僕らの結婚式では、舞台上に小さなアンサンブルを配置
して演奏しました。
舞台配置図に何人程でどのくらいの楽器を配置するなど、
かなり細かに設定する必要があります。ちなみにブラス
の配置は下記のような面子です。
Tp :2名
��b :3名
��ax :1名
��la :3名
��l :1名
��tb :1名
��rn :2名
��ass:1名
��imp:1名
��rs :1名
��ian:1名
+壇上にGlock とVibを乗せました。
配置の関係から鑑みると、弦楽合奏やミニオーケストラ
くらいは十分余裕あるかと思います。
18-19名くらいまではかなり余裕でセッティング可能でし
た。
しかしブライダル側の会社は、少なくとも舞台設営や演
奏会のプロでないです。その為オケやブラス、ジャズに
精通してる担当でないと当日まで揉めます。
3.写真や映像撮影やビデオの扱い
これはやる人とやらない人がいるかもしれませんが、ADIC
に頼めば、追加料金で思い出のビデオの編集やテンプレートの
プロフィールビデオなど作成してくれます。
当然、自分で作ることもできますが、再生できる機材が少なく
しかも何度かのリテイクを依頼されました。
<<指示事例>>
※下記が提出にあたり先方から指示いただいた内容です。
・DVDの縦横比は16:9にすること
・DVD-RWでなくDVD-Rで提出すること
・しっかりファイナライズしても読み込めないと再提出しない
といけない事
・開始とエンドに黒い何も表示されない画面を5秒づついれない
といけない事
・CDは指定された表をExcelで埋め、そしてCD-Rに焼いて
提出しなくてはいけない(計6枚くらい作成しました。)
特にDVD-Rが上手く読み込めない/動作確認ができない・・
というトラブルがあり前々日までリテイクをもらったので、かな
り夜遅くまでただDVDを焼き、郵送の準備などを行い続けまし
た。
こういう状況にも得意で対応できる人でなければプロフィール
映像やメモリアル映像は業者に頼んだ方が正確だし、楽だなと
感じます。
以上がポイントになります。特にBGMを全て自分たちで決められる
反面、テンプレートのCDや場面に応じたサンプルなども全くない
ので式場を予約してからはすぐに、選曲をした方が良いかと思い
ます。
一時期いろいろな結婚式で木村カエラの「バタフライ」が流れて
辟易としていたのですが、一般的な結婚式だとそのようなBGMリ
ストがあるそうです。せめてそのようなものがあれば・・・もう
少し楽だったのかなと思いました。
以上がSTB139でオリジナルウェディングを行われたい方へのチェ
ックポイントです。
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