家にてゆっくりしっかりたくさん寝た
午後からお芝居を見に行き新鮮な気持ちに
なぜか僕宛の手紙が何通か来ていたので確認
すると卒業した学校から、2011年卒業生の為
就職口が無いかという嘆願のような手紙だっ
た。
不景気なのだと思いながら、久々に家にいる
父と話をした。ここからが興味深い話になっ
てくる
要約すると、父と二人で「僕らは運が良い」
という結論だった。
今まで辿ってきた道はたいてい上手くいくこ
とが多い。そりゃ嫌なこともあるけれど最後
の最後はそれが最良の道なのだと思えること
僕も似たような思いがある。幼稚園から大学
まで一貫して所属してきたところに大きな不
満もなく過ごせる。
けれど、離れてしまった後は総じて良い結果
にならないことが多い。
通っていた幼稚園は縮小。高校の人気は下が
り、偏差値はがた落ち、大学は経営難。
その話を出したら父も同じだという。
父は当時珍しいほどのキャリアアップ志向で、
転職回数が7~8回もある面白い経歴。今でこ
そ花形の広告業界を30年間渡り歩いてきてい
る。その父も自分が所属しなくなった企業が
伸びたためしが無いという。
父の仕事力があったのかもしれないが当の本人
はそんな事ないのになぁとお気楽だ。
そりゃそうだ・・・仕事より遊びの人。仕事は
できたかもしれないが人生エンジョイライフの
人が会社の命運を左右するほどの影響だったと
はちょっと思えない・・・
運がいいのかお気楽なのかわからないけれど、
僕らの通った後にはぺんぺん草も生えないほど
の悲惨な末路・・・果たして福の神なのか最大
の貧乏くじなのか、まだわからない。
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